買い物の度に使用するエコバッグ。
実は思っているより汚れており、菌が潜んでいることをご存知でしょうか?
お肉やお魚を買った際、知らない間に汁がこぼれているなんてことは大いにありますよね。
気づかずにそのまま使い続けていると、その菌が付いた食材を食べてしまい、食中毒になってしまう危険性が非常に高いと注意が呼びかけられています。
今回は、そんなエコバッグの汚れを落とすための洗い方をフロー形式でわかりやすく解説していきます。
この流れに沿ってお手入れしていけば、誰でも清潔なエコバッグをキープできますよ。
その他「洗濯機で洗っていいの?」「手っ取り早く除菌する方法はないの?」という気になる情報も記載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
エコバッグの洗い方①:まずは洗えるものか確認しよう
エコバッグのお手入れを始める前に、お使いのエコバッグが洗っても良いものかを確認しましょう。
洗ってはいけないエコバッグを誤って洗ってしまえば、縮んだり最悪破れてしまったりと、エコバッグとしての機能を果たさなくなってしまう危険性もあります。
チェックするポイントは、ズバリ「商品タグや取り扱いサイト」です。
以下の図に、洗濯に関する取り扱い表示を記載しますので、お持ちのエコバッグの表示と照らし合わせて確認してみてくださいね。
エコバッグの洗い方②:洗っていけないものは除菌シートを活用しよう
お使いのエコバッグが洗えないものだった場合でも大丈夫。
そのときには除菌効果のあるシートを活用しましょう。
より菌を減らしたい場合には、アルコール成分が含まれているものがおすすめ。
汚れやすい持ち手や底の部分を重点的に、全体をまんべんなく拭き取りましょう。
汚れたかな?と思ったときにちょっと拭くだけでも、全然清潔さは違ってきますよ。
除菌シートで拭く際には、最初にエコバッグの目立たない箇所で試し拭きをするようにしましょう。色落ち・柄落ち等がないことを確認してから全体を拭き取っていくようにしてください。
エコバッグの洗い方③:手洗いする場合は洗濯液で押し洗いしよう
手洗いのみ可能なエコバッグだった場合には、型崩れや色落ちに十分気を付けて優しく押し洗いをしましょう。
①洗濯用洗剤を溶かしたぬるま湯に、汚れを押し出すようにエコバッグを押し沈めて洗います。
②十分洗えたら清潔な水ですすぎましょう。このときも乱暴に扱わず、優しく押しながらすすぐのがポイントです。
③洗濯機で軽く脱水してもいいですが、エコバッグの劣化が怖い場合は裏返してそのまま天日干しにして、十分乾いたら完了です。
エコバッグの洗い方④:洗濯機洗いもOK!ただし他の洗濯物との干渉に気を付けて
お使いのエコバッグが洗濯機洗い可能だった場合でも、他の洗濯物と擦れたり引っかかったりして壊れてしまう可能性はあります。
そういったリスクを避けるためにも、エコバッグの洗濯機洗いでは「洗濯ネット」を忘れずに使用するようにしましょう。
これだけで、エコバッグをその他の洗濯物との干渉から守り、大切に洗うことができますよ。
番外編:除菌スプレーを活用すればいつもエコバッグ清潔キープ!
エコバッグの洗い方を解説してきましたが、正直

毎回洗濯とか、面倒くさくてできないよ
こんな意見ももちろんあるかと思います。正直私もそう。
そんな時には、サッと吹きかけてしっかり除菌効果も期待できる「除菌スプレー」を活用しましょう。
洗濯ほど汚れを落とす効果はないものの、お肉や魚の汁などから発生する菌はちゃんと除菌して、清潔に保つことができますよ。
買い物から帰ったら、エコバッグについたごみ・カスを払って除菌スプレーをシュッ!
この流れをテンプレートとして決めておけば、面倒にもなりません。
まとめ
案外汚れているエコバッグを清潔に保つ方法・洗い方などについて解説してきました。
エコバッグに菌が発生してしまうのを防ぐには、今回紹介した洗濯はもちろん、商品を詰めるときにも意識することが重要です。
お肉やお魚はもちろん、野菜などもそのまま詰めずに、面倒でもスーパーに置いてあるポリ袋に入れてから詰めるようにしましょう。
エコバッグに汚れが付くのを未然に防ぐことができますよ。
「自分は大丈夫」と過信せず、家族を食中毒などから守るためにも、エコバッグのお手入れを始めてみませんか?
そのスタートに、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント