テレビでもよく聞く言葉「未明」。
ニュースでも「今日未明、〇〇にて事件が…」といった使い方をしていますよね。
ですがこの「未明」、具体的にいつのことを指しているか分かりづらく
実際に勘違いしている人も多くいらっしゃるのです。
今回は「未明とは具体的に何時ころのことなの?」という疑問を解決していきます!
また、実は漢字からも読み取れる「未明」の正しい意味についても解説しますので
ぜひ最後までご覧ください!
未明の「明」は明るくなること を意味する
「未明」という言葉を勘違いする大きな理由は、実は漢字にありました。
未明の「明」を「明らかになる」の意味だと誤解している人が非常に多いのです。
そうすると、「未だ明らかになっていない」という風に解釈出来てしまうわけですね。
未明の意味は、「時間がはっきりとわかっていないこと」ではありません。
未明の「明」の正しい意味は、「明るくなる」ということ。
つまり「未だ明るくなっていない」という風に読むことができます。
このことからわかるように、「未明」ということばの正しい意味は
「夜がまだ明けていない、外がまだ暗い時間帯のこと」なのですね。
漢字一つ一つの意味を正しく理解していると、それが組み合わさったとしても
間違えることなく解釈することができますね。
【×】今日の講義、先生が来なくて開始時間が未明だ。
「未明」の正確な時間とは「深夜のあとの時間」を指す
未明の意味が「夜がまだ明けていない頃」だとわかりましたが
「じゃあそれって具体的に何時ころなの?」という疑問が生まれることと思います。
テレビでよく聞く言葉だけに、新聞記事等では明確にされており
午前0時までが「深夜」、それ以降は「未明」と決められているそうです。
要するに、「未明」は「深夜」のあとの時間帯ということですね。
しかし、同じテレビでも天気予報では「未明」の考え方がちょっと違く
午前0時~3時までが「未明」、3時~6時までが「明け方」
6時以降は「朝」と表現するようになっているようです。
いずれにしても、「未明」とは午前0時からのことと理解して間違いないでしょう。
まとめ
「未明」の正しい意味、具体的に何時?ということについて解説してきました。
よく聞く言葉であるだけに、勘違いしていると恥ずかしいもの。
ニュースで「未明」という言葉が出てきて、家族に「未明って何時?」と聞かれても
「夜12時より後のことだよ」とよどみなく答えられるとかっこいいですね!
ぜひ今回説明した内容・例文も参考にしてみてください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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