キーボード付きスマホを発売しているイギリスの「planet computers」。
これまでに、クラムシェル型のAndroid端末である「Gemini PDA」「Cosmo Communicator」を発表しています。
そのplanet社より、キーボード付きスマホ第三弾として「Astro Slide 5G Transformer」が発表されました。
名前からもわかるように、高速通信5Gに対応する最先端の端末になります。
毎回個性的なフォルムから、一部のファンに絶大な人気を誇るplanet社。
今回は、新作「Astro Slide」の気になる価格や発売日を紹介していきます。
また、過去機種である「Gemini PDA」「Cosmo Communicator」との性能比較も掲載していきますので、これらの端末に少しでも興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
Astro Slideの価格は早期予約で約40%オフに
↑Astro Slideのディスプレイスライド機構
Astro Slideの予約は、2020/3/30(月)から開始しています!
Astro Slideは、過去機種と同じようにクラウドファンディングで資金を募っています。
日本円で通常97,543円のところ、INDIEGOGOから早期予約することによって40%オフの58,478円で購入することができますよ。
キーボード付きだけでなく、最新の5Gにも対応したスマホが60,000円を切るのは非常に魅力的。
planet社への応援の気持ちも込めて、気になる方は出資するが吉ですね。
Astro Slideの出資受付は2020/3/30(月)~2020/4/8(金)までの40日間のみ。
それ以降は58,478円での購入は出来なくなってしまうので、お早めに!
Astro Slideの発売日(発送日)はおよそ一年後
↑Astro Slide公式説明動画 indiegogoより
現在開始しているクラウドファンディングで出資金がうまく集まれば、Astro Slideの発送はおよそ一年後の「2021年3月から」と説明されています。
しかし、過去2機種の「Gemini PDA」「Cosmo Communicator」どちらも、発送予定日を過ぎてもなかなか商品が届かないという声も、SNS上で非常に多くみられます。
2021年の3月頃に届くというひとつの目安として、気長に待ち続ける必要があるかもしれません。
国内で一般販売される場合には、過去機種も取り扱っている「リンクスインターナショナル」からになるでしょう。
その発表がされるのはまだまだ先でしょうけどね。
Astro Slideの性能を過去2機種と徹底比較
↑Astro Slideの主な特徴。機能アップはもちろん、見た目もより洗練されている
Astro Slideが過去2機種から最も大きく変わった点としては、5Gに対応する点とディスプレイ部分でしょう。
キーボード付きスマホを使うすべての皆さんが待ち望んだであろう、「閉じた状態は普通のスマホ・開けばフルキーボード」を見事叶えたものとなっています。
もちろんその他の性能面でも大きく向上しておりますので、過去2機種「Gemini PDA」「Cosmo Communicator」と比較していきます。
過去2機種との比較
名称 | Astro Slide | Cosmo Communicator | Gemini PDA |
本体画像 | ![]() |
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サイズ | 16.4(W)x 7.66cm(D)x 1.5(H)cm | 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.6(H)cm | 17.14(W) x 7.93cm(D) x 1.51(H)cm |
重量 | 約300g | 約320g | 約320g |
SIM | Dual nanoSIM + eSIM | Dual SIM + eSIM | SIM + eSIM |
ディスプレイ解像度 | 2340×1080、395 ppi | 2160×1080、403 ppi | 2160×1080、403 ppi |
ディスプレイサイズ | 6.53インチ | 5.99インチ | 5.99インチ |
サブディスプレイ | なし
(メイン両用) |
2インチ (マルチタッチ対応) 570 x 240, 300 ppi |
なし |
RAM | 6GB
-超高速4チャネルLPDD4x |
6GB | 4GB |
ROM | 128GB | 128GB | 64GB |
リアカメラ | 48MP+フラッシュ | 24MP | なし(オプション5MP) |
フロントカメラ | 5MP | 5MP | 5MP |
外部端子 | USB Type-C x2
3.5mmイヤホンジャック |
USB Type-C x2
3.5mmイヤホンジャック |
USB Type-C x2
3.5mmイヤホンジャック |
バッテリ | 4000mAh | 4220mAh | 4220mAh |
指紋センサー | あり(ディスプレイ表面) | あり | なし |
NFC | あり | あり | なし |
Android OS | 10 | 9.0 (Pie) | 7.1.1 |
SoC | MediaTek Dimensity 1000, MT6889 Octa-core 5G SoC | MediaTek Helio P70(8core) | MediaTek Helio X25(10core) |
CPU | 4x A77 @ 2.6GHz、256KB L2 4x A55 @ 2.0GHz、128KB L2 2MB L3 |
4x Cortex A73 @2.0GHz 4x Cortex A53 @2.0GHz |
2x Cortex A72 @2.6GHz 4x Cortex A53 @2.0GHz |
GPU | ARM G77 9-Core Manhattan 3.0: 120fps |
ARM Mali 850MHz | ARM Mali 875MHz |
キーボード
バックライト |
あり | あり | なし |
価格 | 900$ 約97,000円 ※早期予約 約58,000円 |
799$ 約86,000円 |
599$ 約64,000円 |
過去2機種に比べると「端末サイズ」は小さくなっているにもかかわらず、「ディスプレイサイズ」は一回り大きくなっていることが分かります。
ノンベゼルとまではいきませんが、ディスプレイ上下に存在するベゼルの幅がギュッと狭まったことにより実現されています。
これまではこのベゼルが広すぎて、「せっかく端末が大きいのにもったいない!」という意見が多く飛び交っていました。
ベゼルレスによるディスプレイサイズの拡大により、スマホとしても、超小型ノートPCとしても視認性が上がることは間違いないでしょう。
リアカメラ性能もグンと上がったりと、前機種「Cosmo Communicator」から正統進化した端末として、使い勝手は抜群そうです。
まとめ
planet社の新作キーボード付きスマホ「Astro Slide」の価格や発売日、過去機種「Gemini PDA」「Cosmo Communicator」との比較情報を記載してきました。
過去2機種から、キーピッチも十分確保されたそのキーボードの打ちやすさはお墨付き。
フリック入力は便利ではあるものの長文の執筆や、仕事のメール返信など、まだまだキーボード入力の方が便利な場面も多々あります。
今回発表のあった「Astro Slide」が欲しい方はもちろん、これからのplanet社の開発を応援していく意味を込めても、ぜひAstro Slideのクラウドファンディングに協力していきたいですね。
⇒indiegogo公式HPから「Astro Slide 5G Transformer」へ出資する
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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