皆さん、アコギ練習の進捗はどうですか?
弾き語りの練習を始めて1か月もすれば、中には
「こんなの絶対弾けるようにならないよ…」
「弾き語りなんて自分には早かった…」
と、その難しさに挫折し始める方もいるかもしれません。
今回は、アコギを投げ出しそうになってしまっているあなたのために
私がアコギを始め、上達するまでのストーリーを交えて
「まだ頑張ってみるか!」
と思っていただける、そんなお話をしていきます。
練習に行き詰っている方、どうぞ最後までお付き合いください。
アコギを始めたきっかけ
皆さんは、どんなきっかけをもってアコギを始めてみましたか?
「楽器を演奏するのが好きだ!」
「あのアーティストのように弾き語りしてみたい!」
「既に弾けているあいつに負けたくない!」
「モテたい!」
きっと100人に聞けば、100通りの答えが返ってくると思います。
かくいう私といえば、「同じバンドのギターボーカルがとにかくかっこよかったから」。
バンドでライブを出るとき、ギターを弾きながら堂々と歌うその姿
バンド仲間同士でギターについての会話をする様子
どれも私には魅力的に映ってしまったんですね。
しかし私も始めて1か月で、アコギにまったく触れなくなるほど
練習が嫌になってしまいました。
意気込みをもって始めたものの、どうして挫けてしまうのか?
それは「目標(意気込み)とのギャップがありすぎる」からです。
「こうなりたい!」と思って始めたものの、自分の演奏する様子はカッコ悪く、音すらまともにならない始末。
それは誰だって諦めたくなってしまいますよね。
しかし、よく考えてみてください。
あなたが目指すその人も、最初からそんな風に弾けていたのでしょうか。
その人も、誰かを目指して挫折しかけた時期があったのではないでしょうか。
きっと、陰で大変な努力を積み重ねてきたからこそ、
あなたに「この人みたいになりたい!」と思ってもらえるまで
上達したのだと思います。
あなたはあなたです。
目標を持つことは大切ですが、それによって「自分らしさ」を忘れることのないよう
今一度、自分を見つめなおしてみてください。
きっとあなたならではの素敵な演奏ができるようになります。
あなたの目標とする人に「上手だね!」と言われ、
まわりからも「あなたみたいになりたい!」と言われている。
そんな未来だけ、想像して進んでいきましょう。
ギター初心者が弾き語りでライブに出るまで
バンドのギターボーカルのカッコよさに憧れた私。
思い切って一か月分のバイト代をすべてはたいてアコギを買いました。
俗にいう「高いものを買えば嫌でも練習するでしょ!」戦法です。
始めてギターを背負い、すでにギタリスト気分になって
わくわく気分で帰った私を待っていたのは、果てしない難しさでした。
チューニングですら1時間以上かかり
コードを押さえても弦は全くと言っていいほど響かず
Fコードに挑戦すれば指がつり
ピックを振ればどこかへ飛んでいく
憧れていたギタリストへの道はこんなに険しいのかと
練習を始めて一か月にして私はほとんど挫折していました。
「あの人みたいになれない…」
私の中のどこかで、ずっとそんなことを考えていたのかもしれませんね。
そんな中ふと思い立ち、音楽SNSにて自分の演奏音声を投稿してみたのです。
するとどうでしょう。
「アコギ弾き語りできるなんてかっこいい!」
「今度この曲も弾いてください!」
「この曲歌いたいので伴奏お願いします!」
次から次へと、予想だにしないコメントの数々。
そのうれしさがあったこともあって、その後私は弾き語りでライブにも少しずつ出演していくようになりました。まだまだひよっこですけどね。
まわりは、頑張っている人のことをよく見てくれています。評価してくれています。
自分で勝手に「俺は全然弾けないんだ…」とふさぎ込んでいないで、
恥ずかしい気持ちを抑えて行動してみるのも、非常に大切だと私は思っています。
まとめ
今回は、アコギの難しさに挫折しそうになっている方々に向けて
メンタル面(考え方)について解説していきました。
誰だってはじめは下手で、まわりに聞かせるのも恥ずかしいものです。
それでも一生懸命練習をする人は、本当に素晴らしいですし、周りもちゃんと評価してくれます。
くじけそうになったら、「練習を続けている私はえらい!」と
たまには自分を褒めてあげると、成長も早くなるかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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