豊富な栄養分をもつことで知られる「アロエ」。
今ではご家庭で育てている方も多くいらっしゃいますよね。
皆さんはそんなアロエの食べ方を知っていますか?
栄養を損なわず、かつ苦みを抑えて美味しく食べるには
ちょっとした「下処理」が非常に重要になるのです。
今回は、アロエを食べる前に重要な下処理の方法や、アロエ専門店の方もおすすめする美味しい食べ方等を解説していきます!
普段なら捨てる部分の有効活用方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
下処理以前に苦みの少ないアロエを選ぼう
広く知られているアロエには
- アロエベラ
- キダチアロエ
の2種類があることをご存じでしょうか?
この二種類のうち、より苦みが少ないとされるアロエは「アロエベラ」です。
キダチアロエには、「アロイン」という成分が皮部分に非常に多く含まれており
これにより強い苦みを感じるのです。
↑アロエベラ:葉が折り重なるように生えるのが特徴
↑キダチアロエ:木の幹から枝が伸びているような見た目が特徴
アロエベラには、キダチアロエほどのアロインが含まれていないため、
食用アロエとして広く使われている、ということです。
下処理をしてアロエを食べやすい状態にする前に
最初から食べづらく苦みの強いキダチアロエを選ばないように気を付けましょう。
アロエの下処理はたった4ステップ
アロエを食べやすくするための下処理は、大まかに分けるとたった4ステップです。
皮ごと生で食べることもできますが、より美味しく栄養を得るためにも
ぜひ下処理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
②緑の表皮を剥ぎ、中の透明な葉肉のみを取り出す
③葉肉を数分茹でて、ぬめりを落とす
④冷水で葉肉を冷やす
表皮から取り出した葉肉を茹でるときには、茹ですぎないように気を付けましょう。
ぬめりが取れる以上に栄養分まで逃げてしまい、せっかくの食感が台無しになってしまいますよ。
沸騰したお湯に1分もつければ十分かと思います。
軽くしゃぶしゃぶするようなイメージでよいでしょう。
専門店もおすすめ!下処理をしたアロエの美味しい食べ方
丁寧に下処理をしたアロエはプルプルで何をしても美味しいですが、
ここではアロエ専門店の方も絶賛する美味しい食べ方を紹介します。
ずばり、おすすめの食べ方は「お刺身」です!
下処理をしたアロエを薄切りにし、ポン酢やわさび醤油に付けて食べてみましょう。
それだけで大満足のお酒のつまみになってしまいます!
しかもアロエは植物の葉肉であるため、焼き鳥・たこわさ等々…を食べるのとは違い
カロリーもグンと押さえられて非常におすすめです。
切って簡単アロエのお刺身。
下処理をするだけで食べられるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
下処理をしたアロエの皮は捨てずに有効活用すべし
葉肉だけ食べて満足しがちですが、さすがは化粧品にも使われるアロエ。
普段捨てがちな表皮部分には、美容成分も豊富に含まれています。
下処理をした際に出たアロエの表皮は捨てずに、お風呂に入れてみましょう!
その保湿成分が体全体を覆い、お風呂上りもプルプルな肌になること間違いなしです。
みかん風呂ならぬアロエ風呂。
乾燥する季節に大活躍しそうですね!
まとめ
アロエの下処理、美味しい食べ方、表皮の活用方法…盛りだくさんで紹介してきました。
面倒と思われがちな下処理ですが、するとしないとでは食べやすさも美味しさも段違いです。
今回紹介したように、たった4ステップで完了する手軽さですので
酒のつまみのためのひと手間と思って挑戦してみてください!笑
食べて美味しい、使って綺麗な万能食品「アロエ」。
ぜひあなたの生活にも、取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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