
イラストを描くのが好き!イラストレーターに憧れる

本業の合間にイラストを描いて副収入を得たい!
そんな方にぜひおすすめしたいのが、スキルマーケットの大手「ココナラ」。
テレビCMなどでも取り上げられており、名前だけは知っている方も多いかと思います。
実に多種多様なジャンルがある中で、イラスト界隈は非常ににぎわっております。
「SNSアイコンを描いてほしい」
「飼い犬をキャラクター風にデザインしてほしい」
「〇〇を擬人化したイラストが見たい」
などなど…毎日多くの依頼が飛び交っています。

自分の絵柄・画力じゃ誰も必要としないよ…
イラスト初心者の方はそう思いがち。私も卑屈なのでそうでした。
でも相手から見たら「あなたの絵柄がぴったり!ぜひ依頼したい」ということもよくあるのです。
あなたの実力を公開しないままはあきらめるのは、もったいないと思いませんか?
今回は、そんなスキルマーケット「ココナラ」でのイラストの売り方を、実際に5桁以上売り上げてきた経験をもとに解説していきます!
不安になりがちな「納品の仕方」や「取引の流れ」などについても、事実をもとにわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ココナラでのイラストの売り方 ー出品編ー
ココナラで自分のイラストを売る方法は2種類あります。
そのうちの一つが、「自分で出品する」というもの。
ココナラに新規登録すると、トップページにほかのユーザーのたくさんの出品が目に付くはずです。
購入者は、この出品物の中から惹かれるものがあったら交渉・購入するというのがざっくりとした流れになります。
その出品物の中にあなたのスキルも出品していくというのが、ココナラでのイラストの売り方その1です。
最初は山のようにある出品物の中に埋もれてしまい、なかなか目に留めてもらえないかもしれませんが…
独創性のあるイラストを出品したり、需要があるのに供給が足りていないジャンルを攻めていったりすれば、少しずつ購入者がついてくるはずですよ。
後述する「提案」で、実績を積み重ねてお客様からの信頼を獲得するのも効果的です。
それでは、どのように自分のサービスを出品するのかを詳しく見ていきます。
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自分のサービスの出品方法
トップページ右上「出品する」から、新規サービスを用意していきます。
出品するサービスの種類を選択する画面が出てきますが、今回は【イラスト】を出品するので、一番左の「通常サービスを出品する」を選択します。
そうすると次のような画面になります。
ここで出品するサービス内容を詳しく入れていくことになります。
ひとつずつ見ていきましょう。
サービスタイトル
出品したいサービスのタイトルを入力します。
アイコンを描くサービスを出品したいのであれば「例)SNSで映えるアイコンイラスト描きます」のように、わかりやすく目に留まりやすいタイトルが良いでしょう。
タイトル補足説明(キャッチコピー)
タイトルの25文字で説明しきれなかった、出品内容の補足事項を記入します。
どんなイラストか?版権物もオリジナルも描けるのか?どんな人に向いているのか?などを考えて説明しましょう。
サービス内容
一番重要な部分になります。
ここが分かりやすく信頼できる文章で書かれていると、購入してもらえる確率もグッとアップします。
「イラストを描くためにこれだけは確実に教えてください・手続きの流れはこんな感じです」といったことを記入してあげることで「あ、迷うことなく進めていけそうだな」「この人はしっかり説明していて信頼できそうだな」という風に、購入者様に安心感を与えるあげることが重要です。
たくさん売れている出品者の方はこの「サービス内容」の描き方が非常に上手ですので、参考にしながら書いてみるのもいいかもしれませんよ。
カテゴリ
自分の出品物に合わせて、大カテゴリ⇒中カテゴリを設定します。
今回は「イラストの売り方」ですので、【大カテゴリ:イラスト・似顔絵・漫画】にして、中カテゴリは自分の得意スキルに合わせましょう。
SNS用アイコンを描くのが得意なら【アイコン作成】、LINEスタンプを作るのが得意なら【LINEスタンプ作成】といった感じですね。
サービス価格
自分のサービスをいくらで出品するかを設定します。
最初のうちは【最低価格】に設定して、実績を積み上げていくのがおすすめですね。
決めた中カテゴリによって多少異なりますが、基本的に【最低1000円】、そこから段々上げていくようにするといいでしょう。
提供形式
出品するサービスに合わせて選択します。
今回の「イラスト」なら、【制作物+テキスト打ち合わせ】で良いでしょう。
テキストでのやり取りを中心に、ラフなどの途中経過も提出しながらやり取りを進めることができる形式になります。
スタイル
サービス購入者に提出予定のもの・自分の絵柄に当てはまるものを選択しましょう。
デフォルメキャラを描くのが得意なら【デフォルメ・ミニ】、ドット調の味のあるイラストを出品予定なら【ドット絵】といった感じです。
基本料金に含まれる内容(任意)
これは任意入力の項目となっています。
提供したイラストを、購入者が商用利用する場合・二次利用は、こちらの権利を渡すということお金を取ることがあります。
そのお金を、後ほど説明する「オプション」に含めず、先ほど設定した「サービス価格」に含めるか?といった選択項目となっています。
高解像度のイラストを提出する場合の選択項目もありますが、どちらにしてもよく考えたうえで設定するようにしましょう。
無料修正回数
文字通り、提出したイラストに対して購入者が修正を要望した際に、何回まで無料で修正してあげるか?という項目になります。
「一回もダメ!」というとさすがに不親切かと思いますので、1回、多くて2回くらいは設定しておくと、親切な出品者だと思ってリピートしてくれる可能性もありますよ。
ラフ提案数
こちらも文字通り、ラフ「下書き」を何個提案するか?といった項目。
ラフを提案せずに自分の好きなように提出して、購入者は気に入らなかった…ということにならないために、1案・2案は提出するようにするといいですね。
お互いに納得したうえで取引を進めていければ、「またこの人に頼もう」とリピーターになってくれる可能性もアップしますよ。
予想お届け日数
サービスを購入してもらってから、何日程度でイラストをお届けできるかを設定します。

3日って書いてあったのに、一週間待ってる…
このように購入者の方の信頼を裏切らないためにも、自分の実力と現在の仕事量を加味したうえで設定するようにしましょう。
心配な場合は、【要相談と表示する】にチェックを入れておくといいですね。
取引の中でしっかり相談するようにしましょう。
用途(任意)
こちらは任意項目になっています。
何に使ってもらうことを想定してイラストを描くのか・提出するのかということを考えて設定しましょう。
カテゴリで選んだものと同じものを設定して問題ないでしょう。
ファイル形式
完成したイラストをどのファイル形式で提出するのかを選択します。
基本的には【JPG】や【PNG】、サービス・使用するペイントソフトによって臨機応変に設定しましょう。
有料オプション(任意)
既に設定しているサービス料金に加えて、オプションを追加する際にはいくらか?ということを設定します。
基本は「バストアップの人物1人」だけど、有料で「人物を2人」「背景を付ける」「全身を描く」ということもできますよ、というときに活用できますね。
【オプション名】と【金額】を入力するだけでOKです。
(例:オプション名…人物追加、金額…1000円)
また、商用利用・二次利用などの料金を取ることを考えている場合にも、このオプションを活用するといいですね。
購入にあたってのお願い
購入者に求めることや、完成したイラストの権利についてなど、把握しておいてほしいことを記入しておきましょう。
購入者との間で齟齬が生じないために、大切な項目となります。
先の「サービス内容」と少々かぶるかもしれませんが、イラストを描くうえで自分が欲しい情報を記入しておくのもいいでしょう。
商用利用・二次利用の許可を出していないときは、自分の著作権なども考慮して、そういうことは控えてくださいと記入しておきましょう。
こちらも、人気出品者さんの記入を参考にしてみるのもおすすめです。
一度に受注可能な件数
このサービスを同時に購入されたとき、いくつまでなら余裕をもって対応できるか?ということを踏まえたうえで入力する項目になります。
ここで【3件】と入力しておくと、サービスが3件購入された時点で運営側がこれ以上購入できないように設定してくれるというもの。
自分の実力を加味して設定しましょう。
よくある質問(任意)
こちらは任意項目。
出品してすぐのうちはあまり思いつかないかと思いますが、取引を繰り返していくうちに「この質問多いな」ということが出てくることがあります。
多くの人が同じ疑問を抱くということですので、そういった場合にはあらかじめこの項目に入力しておくことで、よりスムーズに取引を進めることができますよ。
画像・動画(任意)
こちらは任意項目となっていますが、どんなイラストを描いてもらえるのかを知ってもらうためには必須の項目になります。
さらに、一枚目はサービスのメイン画像になります。自分の自信のあるイラストたちを掲載しておくようにしましょう。
見積もり・カスタマイズの受付(任意)
自分のサービスに対して、「ここをこうして費用を下げてほしい」などといった交渉に応じるか?といったことを入力する項目です。
融通が利くという点では許可しておくのも効果的ですが、手続きが増えて複雑になるのを嫌う方は、拒否にして潔く「このサービスで購入してください」と意思表示しておくのもいいでしょう。
物品配送の受付(任意)
完成したものを郵送で届けてもらうことは可能かを選択する項目。
イラストの場合は、SNSなどの主にネットで使えるデジタル(ファイル)で提出することがほとんどかと思いますので、入力しなくてもOKです。
評価の表示(任意)
取引終了後は、購入者の方に「今回の取引はどうだったか?」ということについて評価をしてもらうことになります。
その評価を匿名で出来るようにするのがこの項目です。
基本は入力しなくて問題ないかと思いますが、匿名希望の購入者様もいるかもわかりませんので、心配な場合は入力しておくようにしましょう。
ビデオチャット(任意)
取引を、テキストチャットだけでなくビデオチャットでも出来るようにする項目。
やっぱり取引は面と向かってやった方がやりやすい、という方は入力しておいて良いでしょう。
もちろん、テキストチャットだけでも問題なく取引は進められますので、入力しなくても大丈夫ですよ。
トークルーム回答例(任意)
「このサービスを購入したらどんな風に取引を進めるのだろう」という購入者の不安を解消するための任意入力項目。
取引を繰り返して、ある程度自分の流れが見えて来たら入力しておくとなお良しです。
公開する
必要項目をすべて入力出来たら、【公開する】を押して出品完了です。
入力内容を保存しておいて、あとで追記したいという場合には【下書きで保存する】機能もありますので活用していきましょう。
ココナラでのイラストの売り方 -提案編ー
ココナラでイラストを売る方法にはもうひとつ「公開されている依頼に提案して購入してもらう」方法があります。
ココナラでは、出品の他にも、「こんなイラストを描いてほしい!」という相談・依頼がたくさんあります。
その中から、「これなら自分でも力になれそう」という依頼を探し、「私がこのご相談にのってイラストを描きますがどうですか?」と提案するのが、この売り方の大まかな流れになります。
それでは、詳しく提案の手順を見ていきます。
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仕事・相談の探し方
相談は、トップページ真ん中上段にある【仕事・相談を探す】から見つけることができます。
カテゴリ選択・気になる案件探し
カテゴリ【イラスト・似顔絵・漫画】を選択すると、イラストの相談がたくさん出てきます。
気になった案件があったら、クリックすると詳細を確認出来たり、相談者が添付した資料などを確認することができます。
相談の詳細確認・提案
案件が見つかったらクリックすることで、依頼内容が詳細に書かれている画面に移ります。
相手の予算や納品希望日などをチェックして、問題がないことを確認したら、画面右側にある緑のボタン【提案する】を押して、提案していきましょう。
提案を投稿する
いよいよ提案していきましょう。
いくつか入力項目がありますので、ひとつずつ見ていきます。
提案内容
提案を購入してもらうために自分をアピールする大切な項目。
自己紹介はもちろん、「自分はどんな絵柄が得意か?」「実績はどんなものがあるか?」など、私を選ぶとこんなメリットがあるよ、ということを明確に記載していきましょう。
どうしてもどう書けばいいか分からない方は、【記入例・テンプレートを挿入】という便利機能があるので、それをもとに自分らしさを出していってもいいですね。
ファイルを添付する(任意)
相談者に、「自分はこんなイラストが描けます」ということを、ファイルを添付することでアピールすることができる項目です。
その他にも、相談に対するイメージ画像をあらかじめ描いて添付することで「私だったらこんな風に描けます!」と知ってもらって、採用確率を上げるのもいい方法です。
もちろん、添付しなくても提案を採用してもらえることはありますので、ここは任意となっております。
提案額設定
最低金額は500円~、提案額を設定できます。
相談内容に相手の予算が記入されていますので、それも参考に、他の提案者と差別化できるような金額で提案してみましょう。
完了予定日
提案を採用された場合、いつ頃完成して提出できるかを記入します。
こちらも、相手が指定する完了日が相談内容に記載されていることもありますので、それも参考に設定しましょう。
余裕があるときには、即日中・次の日に提出などスピーディーな仕事が出来ることをアピールすれば、採用される可能性もアップするかもしれませんよ。
確認する⇒提案
必要項目が記入出来たら、一番下の【確認する】ボタンを押すことで記入内容の確認画面に移ります。
誤字・脱字がないこと、失礼な文章になっていないか今一度確認しましょう。
問題がなければ、【提案を投稿する】を押して提案完了です。
ココナラでのイラスト納品の仕方・流れ
ココナラでのイラストの売り方が分かったところで、納品の仕方・取引の流れを「実体験をもとに」解説していきます。
といっても、取引の流れはいたって簡単です。
出品を購入されたり、提案を採用されたりすると、相手と「トークルーム」なるものが開設されます。
これは自分と相手しか見ることのできないので、安心して取引ができるようになっています。
人によってもちろん差はありますが、イラスト制作では基本的に以下のような流れで取引が進みます。
▼▼趣味のイラストが誰かの役に立つ▼▼
それでは流れをひとつずつ見ていきます。
制作の流れ1.挨拶と情報のすり合わせ
まずはじめは、自分の出品物・提案を購入してくれた相手への感謝を伝えるのが礼儀でしょう。
挨拶が済んだら、相手が欲しいイラストのイメージを再確認していきます。
ーーー以下やりとりの例ーーー

SNS用に〇〇のようなアイコンの作成で間違いなかったでしょうか?

そうです。〇〇のようなアイコンを▲▲日までにお願いできますか?

▲▲日までですね。そこをめがけて作成していきますが、万が一厳しい場合にはご連絡させていただきます。

わかりました。よろしくお願いいたします。
あくまでも例ですが、上記のようなやりとりでお互いのイメージをすり合わせておくと、安心してイラスト作成に取り掛かることができますよ。
制作の流れ2.ラフ提出・途中経過確認
相手が「完全にお任せイラストで問題ありません!」とでも言わない限り、完成イメージが想像しやすい【ラフの提出】は行いましょう。
自分は大丈夫だと思ってかいていても、相手が見たら「ここはこうじゃない」ということが大いにあり得ます。
ーーー以下やりとり例ーーー

このような形で描き進めています。ラフを提出しますのでご確認ください。(画像添付)

提出ありがとうございます。問題ありませんので、そのまま作成いただいて大丈夫です。
必ず上記のようなやり取りで、お互いのイメージが合致しているか経過確認をしましょう。
修正が必要な場合には、ここで素直に直していくようにしましょう。
相互確認、非常に大切ですよ。
制作の流れ3.完成・納品・評価
相手と十分に確認しながら作成を進め、ついに完成!
完成した絵を、トークルームにて添付・提出することで納品は完了となります。
メッセージ送信ボタンの上にある【正式な回答を送ってクローズする】にチェックを入れてから送信することで、取引は一旦終了です。
クローズ後、相手の方から今回の取引の評価をいただきます。
それに対して、自分も相手の方に対しての評価を入力することで、売上が入ってこの取引は完全に終了です。
まとめ
ココナラでのイラストの売り方、納品の仕方・流れを、実際の写真を交えて詳細に解説してきました。
PC上でやり取りをしているとは言え、相手はまぎれもない人間です。
金銭のやり取りが生じていることをしっかりと意識して、丁寧な言葉遣い・やりとりを心がけましょう。
そういった小さな積み重ねが、次の取引につながる信頼になっていきます。
「ココナラ」は、あなただけのスキルを簡単に販売できる非常に便利なスキルマーケットです。
きっとあなたのイラストを必要としている人に出会うことができますよ。
宝の持ち腐れにならないよう、今回説明した内容を参考に、ぜひ出品を始めてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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