秋田名物「いぶりがっこ」を知っていますか?
東北出身でもないと聞いたこともない名前だと思いますが、その正体は
ご飯・チーズ等様々なものに合う、香り高い漬け物なのです。
あの美味しさを知らないのはもったいない!!
今回は、そんな秋田名物「いぶりがっこ」とはどんなものなのかといった解説から
ご家庭での作り方、美味しい食べ方等をご紹介していきます!
これを機に、あなたのご家庭にも秋田の味を取り入れてみてはいかがでしょうか。
秋田名物いぶりがっことは
秋田名物「いぶりがっこ」は、大根を燻製にして米ぬかで漬け込んだ漬け物です。
大根の漬け物というと「たくあん」が想像されると思いますが、いぶりがっこは
スモークしてあるので、独特の香りと味わいが特徴となっています。
噛むたびに広がる燻製の香りは、好き嫌いが分かれるところでもあります。笑
ちなみに「がっこ」は、秋田の方言で漬け物のことを指します。
秋田の方言では、いろいろなものに「~っこ」とつけることと、
漬け物は噛んだ時に「がりがり、ぼりぼり」と良い音がすることから、
「がっこ」と呼ぶようになったと言われています。(所説あり)
ご自宅でのいぶりがっこの作り方
秋田という辺境の地の名物ということもあり、「いぶりがっこ」はまだまだ知られていないかもしれませんが、段々と知名度が高まってきています。
とはいえ、東北地方くらいでしかスーパーには売っていないのも事実。
実は、いぶりがっこは家庭でも比較的簡単に作ることができます!
燻製器があればなお便利ですが、ご家庭にある鍋を使うことでも燻すことは可能なのですね。
燻製ということもあり時間はかかりますが、あの香り高さは一度食べてみる価値大有りです!
・スーパーなどで売っている大根の漬け物 1本
・ホームセンターなどで売っている「スモークウッド」もしくは「燻製チップ」
※今回は「燻製チップ」での作り方を紹介します!
② 敷いたアルミホイルに燻製チップを置き、その上にスティックシュガーを乗せる
③ ②の上に、鍋のサイズに合った網をかぶせる
④ 網の上に調理したいものを置き、ふたをして火をつければ燻製スタート!
②冷蔵庫に5時間ほど入れ、しっかり乾燥させる
③乾燥したら、用意しておいた燻製器で中火で2時間程度燻製する
④燻製後、冷蔵庫で一晩寝かせたら完成!
乾燥の工程ですが、寒く乾燥する冬場であれば、冷蔵庫でなくても
日陰で乾燥させることもできます。
じっくり乾燥させることが美味しく作るコツですので、参考にしてみてください。
いぶりがっこのもっと美味しい食べ方
じっくり燻製させて出来上がった「いぶりがっこ」。
スモークの香りとボリボリとした食感は癖になりますよね。
ですが、いぶりがっこはそのまま食べるだけじゃもったいないです!
白ご飯と食べて満足した後は、ぜひクリームチーズと一緒に食べてみてください!
燻製の香りとチーズのまろやかさ・コクが相まって
幸せになること間違いなしのおいしさに大変身しますよ。
ビール・ワインなどにぴったりのおつまみになりますので、ぜひ試してみてくださいね!
例2.輪切りのいぶりがっこに、たっぷりのクリームチーズをのせる(お好みで鰹節も)
まとめ
秋田名物「いぶりがっこ」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
ご家庭でも比較的簡単に作れるにも関わらず、その香りと味わいは癖になること間違いなしですよ!
クリームチーズとの抜群の相性も、ぜひ一度試してみてくださいね!
秋田県には、隠れた名物が実はたくさんあります。
まずはこのいぶりがっこから、秋田の良さを知っていただけたら幸いです!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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