値段の変動が少なく、家庭にも優しい「大葉」。
そんな大葉を天ぷらにしようとしたときに、「全然カラっと揚がらない!!」と悩んだ方、多いのではないでしょうか?
大葉の天ぷらをサクサクに仕上げるにはいくつかのコツがあります。
そのコツを意識して作れていないと、べしゃべしゃになってしまったり、大葉の風味が感じられなくなってしまったり…残念な結果になりかねません。
今回は、天ぷら専門店の方が紹介していた「大葉の天ぷらの揚げ方」を、3つのコツに分けて紹介していきます!
あなたのご家庭での揚げ方があっているかどうか、ぜひ確認しながらご覧くださいね。
大葉の天ぷらは「2枚重ね」の揚げ方がおすすめ
非常に薄い大葉を、サクサクの天ぷらにするためにおすすめなのが「大葉を2枚重ねにすること」。
1枚ではべしゃべしゃで歯ごたえが感じられなくなってしまったとしても、贅沢に2枚重ねることで、簡単にサクサク感・大葉の風味をアップさせることが可能になります。
一枚ずつ何枚も揚げるより、2枚重ねである程度厚みがある状態で食卓に並べた方が見栄えもいいですし、食べ応えも上がること間違いなしですよ。
大葉の天ぷらをサクサクに仕上げるコツとは?
前述したように、大葉の天ぷらをご家庭でもサクサクに仕上げるには、いくつかのコツを意識することが重要です。
今日からでも簡単に実践できるコツを3つ、理由とともに紹介していきますので、自分は意識できているかどうか、ぜひ確認してみてください。
コツ①.衣は片面だけにつけるべし
天ぷらというと、食材全体に衣をまぶしてあげるのが当たり前と感じるかもしれません。
しかし大葉のような薄い食材は、衣を片側だけつけて、衣の付いてない方から適度に水分を飛ばすことでよりカラっと仕上がるのです。
また、片面は大葉の緑色が残るわけですので、食卓に並べた時の見栄えもグッとよくなりますよ。
揚げるときは、先に衣をつけた方から油に入れるようにしましょう。
コツ②.油の温度は出来るだけ高温でサッと揚げるべし
水分が飛びすぎてパサパサのパリパリになってしまうのが怖くて、油の温度は控えめにしてしまっている方、いらっしゃいませんか?
大葉は逆に、出来るだけ高温の油にサッとくぐらせて揚げた方がサクッと仕上がると言われています。
油の温度は190℃ほどを目安としましょう。
コツ③.揚げ時間は約1分を目安にすべし
揚げすぎると水分が飛びすぎてパサパサ。かといって揚げなすぎても、衣にしっかり火が通らずベシャベシャ。
揚げ時間は、前述した190℃ほどの高温の油で40~50秒で十分です。約1分揚げれば大丈夫と覚えておきましょう。
衣の付いた面を長めに30~40秒、付いていない面はサッと10数秒揚げれば、簡単にサクサクの大葉天ぷらが出来上がりますよ。
まとめ
大葉の天ぷらをサクサクにする揚げ方を、3つのコツを踏まえて紹介してきました。
一見難しく感じる大葉の天ぷらですが、「片面衣」「高温の油」「1分でサッと」のたった3つのコツをおさえるだけで、ご家庭でもサクサク仕上がりますよ。
また、大葉の枚数に余裕のある時には「2枚重ね」の技を使うことで、より香り高く大葉を楽しめます。
ついつい刻んだり、わき役として使ってしまいがちな大葉。
今回紹介した内容を参考に、サクサクの大葉天ぷらに挑戦してみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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