このような悩みを解消していきます。
ライバルの多いWebライターにとって、プロフィールはなくてはならないもの。
プロフィールが作りこまれていなければ、数多のライターに埋もれてしまい、クライアントに見つけてすらもらえない…なんてことになりかねません。
当然ですが、クライアントがいなければWebライターはお仕事ゼロ。報酬もありません。
この記事では、どんどん仕事が舞い込んでくるようになる「Webライター向けプロフィールの書き方」について、8つのコツでまとめました!
私自身、このコツに沿ってプロフィールを作成したところ、多くのクライアント様からお声がけをいただけました。
どなたでも魅力的なプロフィールを作成できる「テンプレート」もご紹介します!ぜひこの記事に沿って進めてみてください。
これからWebライターになりたいと思っている方は、以下の記事もおすすめです!「Webライターの始め方」を6STEPで解説していますよ。
Webライターはプロフィールが非常に重要である理由
Webライターのみならず、フリーランスが仕事を受注していく上で「プロフィール」は非常に重要です。
プロフィールに力を入れておくと、以下のようなメリットがあります。
- プロフィールを見て「この人なら頼めそうだな」と直接依頼が来る
- 自分の情報を端的かつ魅力的に提示でき、ライバルと差別化を図れる
クライアントは、プロフィールを見ることでしかライターについて知ることができません。
しっかりと作りこまれたプロフィールがあれば「こんな経験があるのか。うちの記事も書いてもらえそうかな」「これだけ実績があれば、安心して任せられそうだな」と、クライアントに信頼感を与えられるのです。
プロフィールを何も書いていない人と比べたら、どっちを採用したくなるかは火を見るより明らかですね。
Webライターは文章を書く仕事ですので、なおさらプロフィールの出来には気を配ったほうがいいでしょう。
言ってみればプロフィールも「自分を紹介する文章」。プロフィールすらまともに書けていない人は「記事もまともに書けないのだろう」と思われてしまっても仕方がありません。
次項から解説する「8つのコツ」を意識すれば、誰でも魅力的なプロフィールを書けるようになります。ぜひ一つずつ取り組んでみてください。
魅力的なライタープロフィールを作成するためのコツ8選
数多のWebライターが活動している今、人並みのプロフィールではクライアントの目を惹くことは難しいでしょう。
ここでは、ライターのプロフィールを魅力的に仕上げるコツを7つご紹介します。
自分のプロフィールを見直してみて、改善できる内容があるかどうか確認してみてください。
「掴み」を大切にする
大前提として、どれだけ一生懸命自分の思いを綴ったとしても、全部読んでもらえることはほぼありません。
クライアントは忙しい中でライターを探しているわけで、とても全員のプロフィールを読み込んでいる時間なんてないのです。
Webライターは膨大な数のライバルがいるので、印象が薄ければ覚えてすらもらえませんね。
このことを理解すると、プロフィールの「掴み」の大切さが分かるかと思います。読み始めてすぐ「お、このライターなら任せられそうだぞ」と思ってもらえるような書き出しを考えましょう。
- 経歴を2~3行で簡潔にまとめる
- 自身のモットーを書く
- ライターとしての心構えを記す etc…
上記は、掴みに記載することでクライアントを引き留めやすい情報の例です。
「自分がクライアントだったら、どんな言葉に食いつくかな?」と考えてみるのもいいでしょう。
ライター名は本名or実際にいそうなペンネーム
活動していくうえでの名前は悩みどころかと思いますが、クライアントからの信頼を得るという意味でも以下2つのどちらかがおすすめです。
- 潔く「本名」
- 実際にいてもおかしくない「ペンネーム」
絶対にダメとは言いませんが、駆け出しライターのうちから遊び心のある名前を付けるのはやめたほうがいいでしょう。
次の述べる名前はいずれも創作ですが、「ぴょんきち」というライターと「皆藤仁志」というライターがいた場合、大半の人は後者に依頼したくなるかと思います。
実在する/しそうな名前というだけで、誠意をもってライター活動に取り組んでいるということが伝わるからです。
クライアントにとっては、ライター名も立派な判断材料になっているというわけですね。
少しでも早く仕事を獲得していきたいのであれば「本名」or「実際にいそうなペンネーム」で活動するようにしましょう。
プロフィール写真にこだわる
先に述べたライター名とも少々被るところですが、プロフィール写真も信頼獲得に非常に重要です。
良い例とあまりおすすめしない例をご紹介します。
- プロフィール写真の良い例
本人の顔写真、デフォルメ過ぎない似顔絵 - プロフィール写真にあまりおすすめしない例
デフォルメの強い似顔絵、好きなアニメキャラのイラスト、背景写真(自然、建物等)
一番おすすめしたいのはやはり「顔写真」でしょう。アイコンが本人だと、プロフィールを見るだけでなんとなく人柄・人となりを伝わり「任せても大丈夫かも」と信用してもらいやすいです。
もしあまり積極的に素顔を公開したくないという場合には、リアル目の、デフォルメが効きすぎていない似顔絵を使ったりするのもいいですね。
反対に、背景写真などライター自身の情報が全く伝わらないものは要注意。
ある程度実績がついてキャラが確立してきたらアニメ寄りのキャライラストを使うのもありですが、活動初期は控えたほうが無難でしょう。
このアイコンはあまりよくない例(汗)ですので、クラウドソーシング等で活動するときは、マスクをつけた顔写真を公開していましたね。
具体的な理由付きで得意ジャンルを記載する
どんどん仕事を取っていきたいからといって、プロフィールに「どんな記事でも書けます!」と記載するのはNG。
「家計管理系の記事が得意です!」「ガジェット系の記事を書いた経験があります!」とジャンルを絞って自己アピールしたほうが、結果的に多くの仕事を任されやすいでしょう。
Webライターはライバルが多く、特に初心者層はほぼ飽和状態。
得意ジャンルをしっかり記載することで他のライターとの違いを魅せることができれば、クライアントの目にも留まりやすくなるはず。
数多のライバルライターの中から、いかに自分を見つけてもらうかを考えなければなりません。
なお、得意ジャンルを書く際は「なぜ得意なのか/自信があるのか」も併せて記しておくとより効果的。
具体的な例を以下に示しておきます。
- ex.1)家計管理が得意
ファイナンシャルプランナーを取得しているから/自分で節約術を考案し、年〇〇万の貯蓄に成功した経験があるから など - ex.2)ガジェット系が得意
これまで合計〇点以上のガジェット購入経験があるから/(ニッチな端末名)を使用していたことがあるから など
実際にそのジャンルで執筆した経験がまだなくても、専門性の高さを伝えられる情報は多数あります。
「これなら誰にも負けない」と思えるような強みを前面に出していきましょう。
自信のなさは表現しない
実績のない状態だと特に「初心者です!」「未経験ですが頑張ります!」といったプロフィールを書きがち。
実際に駆け出しだとしても「自信のなさ」は積極的には伝えず、プロ意識を持って取り組んでいることをアピールしましょう。
プロフィールをパッと見たときに「初心者」という文言があったら、高確率で「この人はやめておこう」と思われてしまいます。
実績がないのだとしたら、以下のような情報を充実させて「有望さ」を表現するのもおすすめです。
- 自分の経歴
- これまで取り組んできたこと
- 得意なこと etc…
「どうせばれないだろう」と、嘘の実績を掲載するのはもってのほか。
クライアントはプロなので、文章を見れば経験のあるライターとそうでないライターくらいは容易に見分けがつきます。
ライターとしての信用が一気に地に落ち、その後全く仕事を受注できなくなる可能性も。プロフィールには、ありのままの自分を表現してください。
本人確認や各種認証は確実に済ませる
「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトを使っている場合には、本人確認等の認証作業を必ず済ませておくようにしましょう。
例えばランサーズには、以下のような確認項目があります。
- 本人確認
- 機密保持確認
- 電話確認
- ランサーズチェック
本人確認書類や電話番号等、用意するものも多いため手間であることは確か。しかし、この作業を行なっておくことでプロフィール画面の見栄えがグンと変わってきます。
下記は「本人確認」が済んでいる場合といない場合のプロフィール画面の比較画像です。(引用:Lancers公式サイトより)
認証済であることが視覚的に表示されるため、見た目だけでも信頼性の違いが伝わるかと思います。
クライアントは依頼前にほぼ必ずプロフィールをチェックしていきますので、この差は重要です。
プロフィールまで細かく読み込んでいる時間がないクライアントにとっては、視覚に訴えかけたほうが効果的でしょう。
そのほかにも以下のようなメリットがあります。
- 提案(応募)できる仕事の件数が大幅に増える
- サイト上でのランクを上げられるようになり、高単価案件獲得も狙える
認証作業は良いことづくしですので、ぜひ面倒くさがらず最初に済ませておくようにしましょう。
適宜「読みやすくなる工夫」を仕込む
Webライターは「わかりやすい文章」を書くのが仕事。プロフィールからすでに読みづらさMAXな状態では、クライアントに良く思われることはないでしょう。
以下に示すような「読みやすくなる工夫」を、適宜入れ込むことをおすすめします。
- 箇条書き
- 句読点
- 適度な改行
- 文字装飾
- 具体的な数字 etc…
これらの工夫がこらされた「配慮のある文章」と、何も考えずに書いた「独りよがりな文章」を、例文で比較してみましょう。(例記載)。
昨今はスマホの小さな画面で見ることも増えてきていますので、配慮のない文章はなおさら読まれなくなっています。
プロフィールを公開する前には、家族に見てもらったり、時間をおいて見直してみたりして、一度「客観視」する時間を設けるのがおすすめです。
ポートフォリオ(実績)があれば掲載する
プロフィールを書き込むのも重要ですが、やはり最終的には「結局、どういう記事が書けるの?」と思われてしまうこともしばしば。
そんな時に有効なのが「ポートフォリオ」です。
ポートフォリオは、いわばライターとしての作品集のようなもの。これまで担当してきた仕事を一覧にまとめることで「私はこんな文章が書けます!」と一発で示すことができます。
もし「完全に未経験だから載せられる実績が何もない…」という場合には、自分のブログを立ち上げるのもおすすめ。
ブログ上にオリジナル記事をどんどん作成しておけば、その記事がそのままポートフォリオと同じ役割を果たしてくれるからです。
問合せフォームを設置しておけば、お仕事が舞い込むこともあります。自分のブログだからと手を抜かず、仕事と同じように全力で執筆するのが大切ですね。
クライアントから声がかかる!ライタープロフィールのテンプレート
ここでは、クライアントに一目置かれるライタープロフィールのテンプレート(クラウドソーシング向け)をご紹介します。
私自身このテンプレートに沿って作成したことで、多くのクライアント様から実際にお声がけをいただきました。
「どうやったらいいプロフィールができるか分からない!」「とりあえず作ってみたけど、全く反応なし…」そんな方は、ぜひコピペして利用してみてください。
- 【挨拶】
「はじめまして」「プロフィールをご覧いただきありがとうございます」など- 【職業・名前(ペンネーム可)】
〇〇(職業)の▲▲(名前)- 【掴み(2~3点)】
モットー、活動方針、心構えなど。
※「」などで囲み強調するのも良い- 【得意ジャンル、受けたい仕事】
・〇〇(得意ジャンル名)
→なぜ得意なのか、理由や実績・所持している資格等を記載
※文字数が許す限りいくつ書いても構わないが、理由が具体的かつ信頼性のあるものだけにするとよい- 【その他アピールポイント】
得意ジャンルとまでは言わないが、熱意を持って取り組んでいるものがあれば記載
思いがけず仕事につながる可能性もあるので、できるかぎり自己開示するのがおすすめ- 【活動時間・連絡体制】
どの時間帯に稼働しているのか、連絡が取れる時間帯・ツールは何かを記載しておく
直接やり取りすることの少ないWebライター業において、連絡手段を明記しておくことは信頼につながる
【参考】Webライタープロフィールの例文
参考までに、私が実際に各種クラウドソーシングサイトで利用しているプロフィール全文を掲載します。
ランサーズ・クラウドワークスのプロフィールは「1,000文字制限」があるため情報を網羅できていませんが、実際にプロフィール経由でお声がけいただいているのも事実。
この例文を参考にしつつ、自分らしさあふれる素敵なプロフィールを作成してみてくださいね。
はじめまして! Webライターの千歳智と申します。
「相手の立場になってみることで、独りよがりでない満足度の高いものを生み出す」
「相手が本当に必要としているものを、共に考え、具現化する」
上記2つが、私の活動モットーです。
私の文章で、発注者様と読者の皆さんを笑顔にしたいと考えています。
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【こんなお仕事ご相談ください】
■節約、家計管理■
投資、節約に関する情報を発信するメディアにて執筆実績があります。
記事構成から担当した記事で、検索上位10位以内に入ったものが複数ございます。
■設備管理、ビルメンテナンス■
工場設備の保守・保全を、予算立て〜工事管理〜検収まで一連で行なっていました。
国家資格にも積極的に挑戦し、現在以下の資格を取得しています。
・第二種電気工事士
・危険物取扱者乙種四類
・一級ボイラー技士
・TOEICスコア610
実体験をもとに、説得力のある切り口で執筆が可能です。
■PC、スマホ、ガジェット■
ガジェットに興味があり、特に変わったスマホには目がありません。
今までに使用したことのある「一風変わったガジェット類」は以下の通りです。
・Gemini PDA
・Titan pocket
・Essential Phone PH-1
・raytrektab RT08WT
・Punkt.MP02
商品開封や使用感などを、忖度のないレビューでお届けできると考えています。
そのほかのジャンルも、ぜひお気軽にご相談ください!
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【その他知識のある分野】
・ブログ
個人で運営している雑記ブログは、記事数100↑、月間PV20000↑。 SEOを意識した読みやすい文章作成が得意で、検索上位に表示される記事も複数ございます。
・イラスト
幼少期から絵を描くことが好きで、2015年から本格的にデジタルイラストをスタート。
CLIP STUDIOを愛用しており、主にアイコン作成で実績が多数あります。
クラウドワークスのアイコンも自分で描いたものです。
分かりやすくはっきりとした、かわいいイラストが得意です。
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【活動時間/連絡について】
平日8~10時間ほど稼働しています。
お急ぎの案件につきましては、相談次第で土日祝も対応可能です。
いただいたご連絡は当日中に返信いたします。
【まとめ】Webライターのプロフィールの書き方について
当記事は、プロフィールの書き方に悩んでいるWebライターの方へ向けて「魅力的に仕上げる8つのコツ」「クライアントからお声がけいただけたプロフィールテンプレート」について、詳細に解説してきました。
- プロフィールは「掴み」が命!訪問してきたクライアントを離さない
- 「ライター名」「プロフィール写真」「具体的な実績」で信頼獲得。「初心者」は禁句
- 改行や箇条書きなど、適宜読みやすくなる工夫を凝らす
Webライターが仕事を獲得するうえで、プロフィールは非常に重要なツール。
しかし各種クラウドソーシングを見ていると「空欄」「初期状態のまま」といった人も多数見かけます。
コツさえつかめば、クライアントの目に留まるプロフィールを作るのはそう難しくありません。
この記事で紹介したテンプレートも活用し、ぜひ魅力的なプロフィールを仕上げてみてくださいね。
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