練習を重ねて、ある程度コードも押さえられるようになってきたのに
「右手のストロークが全然できない!」
「リズムがわからない・取れない…」
という問題に直面している方、多いのではないでしょうか。
アコギ弾き語りは、コードを押さえる・ストロークをする・歌う というように
一度に複数のことをこなす必要があるため、なかなか難しいですよね。
今回は、そのストロークの問題だけでも解消できるよう、
これ一つ覚えればほとんどの曲が弾ける!という魔法のようなストロークパターンを紹介します。
また、コードストロークの基礎やリズム感をつけるための簡単なレッスン方法についても解説していきたいと思います!
ぜひ参考にしてみてください。
コードストロークはアップ・ダウンの繰り返し
コードストロークは、下から振り上げるアップと上から振り下ろすダウンで構成され
基本的にはずっとアップ・ダウンを繰り返しています。
その繰り返しの中で、どこを空振りするかでリズムが決まってくる、ということです。
全くコードストロークができない!という方は、まずは空振りをしない状態
つまりアップ・ダウンを繰り返し弾くことに、まずは慣れてみましょう。
タカタカ タカタカ タカタカ タカタカ… のリズムですね。
最初はテンポは乱れてしまうと思いますので、ゆっくりから始めましょう。
「振り下ろす・振り上げる」がスムーズに繰り返せるようになるまで
ぜひ諦めずに練習してみてください。
メトロノームを使って、できるだけテンポキープを意識できるといいですね。
万能ストロークパターン解説
アコギのストロークパターンはいろいろありますが、その全部を覚えなくても
大体の曲が弾けるようになる1パターンがあるのです。
「そんな都合いいことあるわけ…」と私も最初は疑っていましたが、
実際に弾いてみると、確かにほぼどんな曲にもあってしまい
「もうこれでいいじゃん!」と驚いたのを覚えています。
百聞は一見に如かず。下の画像のようなリズムになっています。
ただアップダウンを繰り返すだけのストロークとは違い、
空振りが入ることで難易度がグッと上がります。
基本は、先に練習しておいた「16分でアップダウンを繰り返す」に変わりありません。
どこが空振りになるのか?ということさえ意識できれば、すぐ出来るようになりますよ。
万能ストロークとアップダウン繰り返しストロークを並べて、解説していきます。
【万能ストロークパターン】
【16分でアップダウン繰り返し】
4分音符(♩)は16分音符4つ分なので、万能ストロークパターンの譜面の
最初と最後の音符(♩)は、「1だけ鳴らす、2~4は空振り」ということになります。
それ以外は16部がそのまま入っているので、わかりやすいですね。
〇がついているところだけ弾いて、あとは空振りすればOKです。
最終的には、以下の画像の番号があるところは弾く、それ以外は空振りにすると
万能ストロークパターンが完成します!
こうしてみると、半分くらい空振りですね。
慣れるまでは、頭の中で「1、2、3、4…」とカウントしながら弾くと
空振りするポイントがわかりやすいですよ!
リズム感をつける簡単トレーニング
ストロークがある程度できるようになってきても、リズム感がないと
演奏が途中で早くなったり、遅くなったり…
聞く方にとっても、あまり気持ちの良くない演奏になってしまいます。
ここでは、メトロノームだけを使って簡単にできるリズム感強化トレーニングをご紹介します!
できるだけ毎日繰り返し行うことで、段々と安定したリズムが刻めるようになりますよ!
●用意するもの:メトロノーム(スマホのアプリでもOK)
手順1:メトロノームをテンポ100で鳴らす
手順2:その音に合わせて足踏みをする
手順3:足踏みの間に手拍子を挟む(右足踏み⇒手拍子⇒左足踏み⇒手拍子…)
手順4:手順3で問題なくできたら、メトロノームを60、80と変えて挑戦!
まとめ
ストロークは慣れるまで非常に難しいので、挫折ポイントではあります。
ですが、コードとストロークさえ出来てしまえば、アコギはほぼ出来るようになったも同然です!
今回紹介したようなトレーニングでリズム感を養いながら、
少しずつでいいので、継続的に練習をするようにしましょう。
コードに関しては、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
⇒アコギ初心者が最初に練習すべき3コードとは?
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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