お金がなくてとにかく不安!!子ども一人無事に学校に行かせてあげることすらできないのでは…??
子育てにはお金がかかるとは言うものの、実際どれぐらいかかるのか知っていますか?
漠然と「お金が必要」という不安だけがどんどん募り、次第に苦しくなってしまう…子育て中のパパママにありがちなケースだと思います。
この記事では、そんな「お金がない不安」を解消するお手伝いを出来ればと考えています。
「お金がない不安」が発生してしまう原因は、一言でいうと「今自分がいくらお金が必要なのか知らないから」。この記事を読めば、「お金がない不安」を解消するためにどう行動すべきか、見えてくるかと思います。
現在2歳の娘を育てる、25歳の若年父。
妻も専業主婦で、収入もお世辞にも多いとは言えません。
ですが、毎月決まった額をきっちり貯金したり、月1回は外食に行って息抜きしたりと、お金に不安を感じることはほとんどゼロ。家族で充実した生活を送っています。
お金がない不安は「必要なお金がいくらか」を知らないから生まれる
冒頭でも言った通り、お金がない不安が発生してしまうのは、
- 自分や家族が生活していくためには、いくらお金が必要なのか
- 子どもを育てていくためには、いくらお金が必要なのか
こういった「必要なお金がいくらか」を把握できていないことが大きな原因です。
「ここまでお金があれば大丈夫」「毎月これくらい貯金すればOK」といった安心するための指標がないのに、不安だ不安だ~というのは、よく考えればおかしいことですよね。
ですので、まずは「生活にかかるお金」と「子育てにかかるお金」を把握して、自分が本当に必要な、このくらい稼げば安心!という金額を導き出しましょう。
- 「お金がない不安」は、自分が必要なお金を把握していないから発生する
- 「必要なお金」とは、生活にかかるお金と子育てにかかるお金
- 必要なお金が分かれば、稼ぐべき金額が分かる→不安が消える
【生活費編】お金がない不安を解消する方法
「生活にかかる費用」は、大まかに分けると以下の3つになります。
- 家賃(管理費含む)
- 固定費(電気、ガス、水道、通信)
- やりくり費(食費、日用品費…その他各家庭による)
これらに毎月いくらかかっているか、把握するところから始めましょう。
分かりやすくするために、以下に我が家の例を挙げていきます。
- 家賃→35,000円(会社から半分至急あり)
- 固定費(電気:5,500円、ガス:7,000円、水道:6,000円、通信2,500円)
- やりくり費(食費、日用品費…その他各家庭による)→65,000円
計:121,000円/月、1,452,000円/年
単純計算ですが、3人家族(子ども:2歳)の年間必要な生活費は、約150万ということになります。
もちろん、これは子どもが大きくなったり、ライフスタイルが変わったりすることによって変わってきます。
あくまでも参考、不安をなくすためのよりどころとして、あなたの今の家庭状況で算出してみてください。
- 「生活にかかる費用」は、家賃、固定費、やりくり費の3つで区分け
- 3人家族(子ども:1歳半)の生活費は、約150万/年 ※我が家の場合
- 子どもの成長等で変動がある金額のため、あくまでよりどころとする
【子育て費編】お金がない不安を解消する方法
子育てにかかるお金は、「教育費」と「養育費」の大きく2つに分類されます。
それぞれの意味は以下の通り。
養育費:子供を養い、育てるための費用(食費、衣服費、お小遣い等)
このうち養育費は、前述した生活費の「やりくり費」に含まれていることが分かります。
ですので、教育費がいくらかかるかを見ていきましょう。
公立[円/年] | 私立[円/年] | |
幼稚園 | 223,647 | 527,916 |
小学校 | 321,281 | 1,598,691 |
中学校 | 488,397 | 1,406,433 |
高等学校 | 457,380 | 969,911 |
合計(小学校6年,他3年で計算) | 5,435,958 | 18,297,773 |
参照:平成30年度子供の学習費調査の結果について_文部科学省
文部科学省の調査により、全て公立に通わせた場合でも約550万、全て私立に通わせた場合には約2,000万かかることが分かっています。
お、恐ろしい金額だ…
各教育費を平均してみると以下の通り。
公立:(223,647+321,281+488,397+457,380) / 4 ≒ 372,676円/年
私立:(527,916+1,598,691+1,406,433+969,911) / 4 ≒ 1,125,738円/年
教育費は、年間大体この程度かかるということになります。
この金額に、先ほど算出した生活費を加えると…
出ました!これが今本当に必要とするお金です。
年間これだけの金額を稼いでいれば、不必要に不安になる必要はほとんどないということになりますね。
もちろん、大学まで行く場合にはこれよりも必要な金額が高くなりますので注意。
あなたのご家庭に合った計算をしてみてください。
- 子育て費は「教育費」のみを考慮(養育費は生活費に含まれる)
- 全て公立に通わせた場合の教育費は約550万円
- 全て私立に通わせた場合の教育費は約2,000万円
- 生活費+教育費の年間平均=今必要なお金
まとめ
お金がない不安を解消するために、「生活費」と「子育て費」を把握し、今あなたが必要とするお金を求めてきました。
大体いくら稼げば自分の生活は安心なのか、ある程度の検討はついたでしょうか。
このくらいのお金があれば、問題なく生活は回るのか!
こんなにかかるのか!まだまだ稼がなきゃいけないな
色々感じたことがあるかと思います。
私個人としては、「意外と頑張りすぎなくても、これまで通り稼ぎ続ければ問題なく生活できるな」と安心しました。笑
お金に対して不安があると、副業を頑張らなきゃいけないとか、もっと節約しなきゃいけないとか考えてしまい、心が狭くなります。その結果家の空気も悪くなり、踏んだり蹴ったり。
ぜひ今回紹介した方法で、あなたが今必要なお金を把握して、精神的に安心してほしいと思います。そして、家族と笑顔でいる時間が少しでも増えたのなら、これ以上嬉しいことはありません。
子どものため・家族のために働く皆様、一緒に頑張りましょう!
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