皆さんはカレーや肉じゃがといった料理で、じゃがいもを煮崩れさせることなく調理できていますか?
ゴロゴロ食感で食べたいのに、ゆでたら崩れ、ヘラで軽くかき回しても崩れ……
しまいには食卓で「じゃがいも崩れてるね」と言われる始末。
「じゃがいもは少なからず崩れてしまうんだ!」
「調理時間ちょっと長かっただけだ!次は崩れないはず!」
このように開き直ってしまっているあなた。
実はたったひとつ意識して料理するだけで、じゃがいもは全くと言っていいほど
煮崩れしないものなのです。
今回は、そんな「じゃがいもを絶対に煮崩れさせない方法」を紹介します!
また、じゃがいもを煮崩れさせたくない料理で使うべき品種についても解説しますので
そちらも合わせてご確認くださいね。
じゃがいもを煮崩れさせないコツは「切り方」
あなたは、じゃがいもには上・下があることを知っていますか?
「丸いじゃがいもで上・下なんて判断できるの!?」と疑問を持ったあなた。
美味しいじゃがいもは形にも特徴があるということもお忘れなく!
実はじゃがいもの繊維は、この上から下に向かって流れているのです。
野菜は繊維に沿って切ると、食感が良くなったり、栄養効果が上がったりすることは
広く知られていることだと思います。
じゃがいももこの例に漏れず、繊維に沿って切るだけで煮崩れを防ぐことができ
カレーや肉じゃがでも簡単にゴロゴロ食感を楽しめるのです!
ちなみに、煮崩れを気にしないポテトサラダのような料理では、
あえて繊維の向きに逆らって切ることで簡単につぶすことができ、
味もつきやすいのでおすすめですよ!
じゃがいもを切るのはサイズを小さくするためだけ、と思っている方。
ぜひ繊維の向きを気にして切るようにしてみてくださいね!
・じゃがいもの繊維は上から下に向かって通っている
・煮崩れさせたくないじゃがいも料理では、繊維に沿って切る
じゃがいもは品種で「煮崩れしやすい・しにくい」が違う
スーパーでじゃがいもを買うときには、品種にもこだわるべきです。
つい「安いから今日はこれにしよう!」と、何も考えずに手に取ってしまっていませんか?
実はじゃがいもの品種ごとに、煮崩れしやすい・煮崩れしにくいの差があり
得意とする料理も違ってくるのですね。
主なじゃがいもの品種と特徴・得意料理を紹介していきます。
ぜひそれぞれの特徴を理解して、その日の料理に合わせたじゃがいもを購入してくださいね。
●男爵いも
粉っぽく、ホクホクとした食感が特徴的。ポテトサラダやコロッケにおすすめ。
●メークイン
下茹でしても輪切りにしても崩れにくいため、カレー・シチューなどの煮物におすすめ。
ホクホク感は男爵いもに劣る。糖分が多いため、揚げ物にはあまり適さない。
●キタアカリ
甘み・香りが良いが、他の品種に比べ煮崩れしやすい。
加熱するとホクホクとした食感になるため、揚げ物やポテトサラダ・味噌汁にもおすすめ。
まとめ ~じゃがいもの煮崩れは防げる!~
じゃがいもの煮崩れに悩んでいる方々に向けて解説してきました。
切り方ひとつでほぼ煮崩れは防げるということがおいただけたかと思います。
じゃがいもにかかわらず、野菜を切るときには繊維の向きを考えていただけると
毎日の料理がワンランクアップすること間違いなしです。
ぜひ今回紹介したじゃがいもの切り方・品種ごとの特徴を参考に
料理ごとに適したじゃがいもで美味しく料理してくださいね!
スーパーで美味しいじゃがいもを間違いなく選ぶ方法も紹介しています。
・じゃがいもの繊維は上から下に向かって通っている
・煮崩れさせたくないじゃがいも料理では、繊維に沿って切る
粉っぽく、ホクホクとした食感。ポテトサラダやコロッケにおすすめ。
●メークイン
下茹でしても輪切りにしても崩れにくい。カレー・シチューなどの煮物におすすめ。
●キタアカリ
加熱するとホクホクとした食感に。揚げ物やポテトサラダ・味噌汁におすすめ。
ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
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